名取市では地震に強い住まいづくりを推進するため、耐震住宅に対する補助金制度を用意しています。
対象となるのは昭和56年5月以前に建てられた旧耐震基準の木造住宅で、一定の条件を満たすことで耐震診断や改修工事の費用の一部が補助されます。
具体的には耐震診断にかかる費用に最大10万円程度、耐震改修には100万円を超える補助が受けられる場合もあり制度を上手に活用することで負担を大きく軽減できます。
名取市は東日本大震災を経験している地域であるため、住宅の耐震化に特に積極的な姿勢を示しています。
補助金を申請するにはまず市の担当窓口に相談し、指定された耐震診断士による調査を受けたうえで設計と施工の見積もりを提出する必要があります。
工事着工前の申請が原則となっており、事後申請は対象外となるため注意が必要です。
耐震住宅で改修工事には一定の構造基準を満たすことが求められるため、信頼できる建築業者と連携して進めることが大切です。
補助制度は年度ごとに予算枠が設けられているため、タイミングを逃さず早めに申し込むことが望ましいでしょう。